【海老名駅前眼科でスタート】 近視専門外来

近視は、眼球が前後に(多くは奥行きが)伸びてしまい、網膜より手前にピントが合ってしまいます。裸眼の状態で近くは見えますが、遠くは焦点が合わずにぼやけてしまう症状です。
そして近視は、眼鏡やコンタクトレンズをつければ特に問題ないと思われがちですが、症状が進みすぎると他の病気を併発することもあります。
とくに、成長期である子どもの近視は、進行を早めに少しでも抑え、眼疾患予防につとめていくことが重要と考えられており、中央眼科グループでも海老名駅前眼科ViNAGARDENSに「近視専門外来」を開設し、お子さまの「近視抑制治療」に取り組んでいきます。

お子さまの近視治療の重要性

最近では、お子さまもスマートフォンなどのデジタルデバイスの長時間使用の機会が増えています。
文部科学省の統計では、「裸眼視力1.0未満の者の割合」は学校段階が進むにつれて高くなっており、 小学校で3割を超えて、中学校では約6割、高等学校では約7割となっています。

「裸眼視力1.0 未満の者」の割合

出典:文部科学省 令和4年度学校保健統計 「裸眼視力1.0 未満の者」の割合

近視は、発症する時期が早ければ早いほど進行しやすいと言われています。近視が進むと、緑内障や網膜剥離といった病気にかかりやすくなり、視力障害や最悪の場合であれば失明につながる恐れもあるため、早いうちからの対策がとても重要です。

 

「近視専門外来」だから
豊富な治療方法

マイオピン

マイオピン

Myopine(マイオピン)は小児期の近視の進行を軽減させることを目的に開発された点眼薬です。アトロピンという成分を低濃度配合させた点眼薬です。

オルソケラトロジー

オルソケラトロジー

オルソケラトロジーは、特殊な形状のハードコンタクトレンズを就寝時に装用することで、角膜上皮の形状変化から近視矯正効果を生じさせ、良好な裸眼視力を得ようとする屈折矯正法です。

多焦点ソフトコンタクトレンズ

多焦点ソフトコンタクトレンズ

多焦点ソフトコンタクトレンズは、老眼で近くが見づらくなった世代に開発された遠近両用のコンタクトレンズですが、最近では小児に装用することで、近視進行が抑制される効果が示され始めています。


レッドライト療法

レッドライト療法

近年注目を集めているのが、「レッドライト療法」で、オーストラリアのEyerising International社が製造するEyerising(アイライジング)近視治療用機器を用いて治療します。
この機器から照射されるレッドライトを、1日2回、1回3分、週10回照射することで治療効果が得られます。

 

近視進行チェック・近視遺伝子チェック

近視になる原因は、遺伝的な要素と環境が関係あると考えられています。中央眼科グループの「近視専門外来」では、そういった要因を特定し、患者さまにあった治療方法を豊富な治療方法から決めてまいります。
※『近視進行チェック』は、医療・診断用ではございません。

近視進行チェック・近視遺伝子チェック

 

「近視専門外来」の治療の流れ

1.初回診療

1.初回診療

 

ご来院いただいて、眼科の一般的な「検査」や「近視進行チェック」を行っていただき、近視治療についてのご説明を行います。患者さまのご希望で「近視外来」の受診へと進みます。
今まで「近視外来」を受診したことのない方は、保険診療内で行えます。

 

2.近視外来初回

2.近視外来初回

 

まずは、問診を行い「環境要因」や「遺伝要因」を確認します。また「近視進行抑制治療」に必要な検査を行います。ご希望の場合は「遺伝子検査」も行います。「近視進行抑制治療」の内容を決定します。
※遺伝子検査は患者さまで購入していただきます

 

3.各近視進行抑制治療

3.各近視進行抑制治療

 

決定した「近視進行抑制治療」を行っていただきます。また、定期的に検査を行い、医師と方針を決めて治療を行っていただきます。

 

「近視専門外来」の治療費用

「近視専門外来」の治療費目安は以下の通りです。
「近視専門外来」は保険適用外の診療となります。ただし、当院にはじめてご来院いただく際の検査(近視専門外来前の検査)などは保険適用診療です。

はじめて近視治療をはじめる方[初回] 16,500円
遺伝子検査料は別途
今まで近視治療を行っていた方[追加検査] 5,500円

 

マイオピン 定期検査代:2,000円
目薬:3,500円/本
オルソケラトロジー 定期検査代:3,500円
初期費用:66,000円(両眼) 33,000円(片眼)
レンズ代:110,000円(両眼) 55,000円(片眼)
多焦点コンタクトレンズ 定期検査代:3,500円
コンタクトレンズ代:4,290円/箱
レッドライト療法 定期検査代:5,500円
初期費用:143,000円
サブスクリプション:8,250円/月

 

監修者 勅使川原 剛|横須賀中央眼科 院長

医学博士 MBA
MD. PhD. MBA. MA (Interpretation & Translation)

略歴

  • 聖路加国際病院外科系レジデント
  • 横浜市立大学医学部附属病院
  • University of California San Francisco (UCSF)
  • University of Bath, UK
  • 横浜市立大学医学部 眼科 臨床教授

所属学会

  • 日本眼科学会
  • 日本臨床眼科学会
  • 日本眼科手術学会
  • 日本白内障屈折矯正学会
  • ARVO (The Association for Rearch in Vision and Ophthalmology)
  • ESCRS ( European Society of Cataract & Refractive Surgeon)